イメージトレーニングしよう!
- regene2024
- 2024年7月17日
- 読了時間: 2分
いよいよ2024年度の吹奏楽コンクールの季節がやってまいりました。
早いところではすでに予選が終了しているところもありますが、多くの方が7月末に本番を控えているでしょう。
今回は、本番を成功させるためにやってほしいイメージトレーニングのお話です。

イメージトレーニングとは、楽な姿勢をとり、目を閉じ、呼吸を整え、心身をリラックスさせて、軽い催眠状態になったところで、明るい肯定的なイメージを訓練し、成功のイメージを形成することによって、精神の安定や集中、自己の行動や人間関係の改善、アイディアの発想などに役立てていく技法のことを言います。
簡単に説明すると、本番のステージにあがっている自分をリアルに想像し、成功しているしている姿を繰り返しインプットすることにより、脳が成功体験を実体験と錯覚するることにより、本番で最高のパフォーマンスが発揮できるようになる。といったものです。
私自身も学生時代からやっていたので実体験として効果があることは確かです。
一番難しいのは「リアルに想像すること」でしょう。
チューニング室からスタートし、ステージ袖から入場、本番終了まで想像できますか?
あなたはどんな行動をし、どんな言葉を発し、どんな表情でステージに向かうでしょうか。
ここで大切なのは、現実的な自分の姿ではなく、一歩成長している姿を想像することになります。逆に、一回も成功したことないものがイメージトレーニングだけで大成功することはありません。大きく現実離れしたイメージにならないようにすることも重要です。

次に大切なのが、「イメージの中で自分たちの音楽が鮮明に流れているか」です。
これは日々の練習でどれだけ周りの音を聴いているのかで差が出ます。
他のパートがどんな動きをしているのか、どんなハーモニーを奏でているのかなど、客観的に想像できるほどにイメージトレーニングの効果は高まります。
最後のポイントは「繰り返すこと」です。
練習と同じでイメージトレーニングも繰り返し行うことで精度が高くになっていきます。
毎日の練習を振り返りつつ、常に今できる最高のパフォーマンスをしている自分を想像し続けましょう!
コンクールまで残りわずかですが、イメージトレーニングはしっかりやれば1回でも効果を発揮します。合奏前にみんなで行ったりすることでも効果は得られます。
ほんの10分程度のトレーニングですが、やらなきゃ損!ですよ!
後悔のない最高の夏にするためにも、ぜひ取り入れてみてください!



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