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吹コン2024 課題曲4⑥

練習番号C~になります。

すでに注意すべきポイントは過去記事にでてきているので、フレーズの考え方などをお伝えしていきたいと思います。


練習番号Cは第1マーチに再び戻りますが、ピッコロとフルート、1stクラの新しい旋律と、主旋律が厚みを増しているのが変化点。

主旋律は中低音が加わり音に厚みが出されてます。

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旋律が成長して帰ってきたイメージがわかりやすいように思います。

そして高音の新しい旋律のイメージは・・・

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主人公と一緒に旅する仲間のようなイメージがわかりやすそうです。

物語のイメージはたくさんあるので、皆さんのバンド独自の物語を作れるといいですね!


練習番号Dは、繰り返しの物語がいよいよ次のステージに向かう場面になります。

変化のイメージを和声進行で表現されてますね。

そして細かいところですが、A♭durへの転調を明確に示しているのが73小節目のトロンボーン。この仕組みも一貫されてますので、和声進行とあわせて重要な評価ポイントになるでしょう。

74小節目からのホルン・トロンボーンはきれいな和声で動きます。

3小節の上行と1小節の下行の繰り返しですので、自然なダイナミクスが生まれる場所です。

練習番号Eの物語に向けてきれいに場面転換できるようにしましょう。

ここは触れるまでもないですが、トロンボーンの根音は2ndです。バランスに注意が必要かもしれませんね。


練習番号Eは主旋律はもちろん大切ですが、やはり重要なのは裏の動きでしょう。

クラリネットは見せ場と思っていいレベルの重要ポイントになってます。

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風が流れるように場面が進んでいくイメージが近いように思います。

練習番号Fも場面としては同じ流れですが、Eが草原であったのに対してFは人里に入ったような差があります。

ここでもホルンとトロンボーンに面白い動きがありますね。ユニゾンで動くのでしっかりと音価や音程、刺繍音や音の頂点をしっかりと表現できるようにしましょう。

ちょっときになるのが1stアルトサックスの105小節目の動き。楽譜上動くのが1本だけなんですね。。。音圧が高い場面では無いので不思議というほどは無いですが、あえて動かしているのでバランスよく入れるかが大切になりそうです。


練習番号Gからが急に雰囲気が一変します。表情がどんどん変化して物語がどこに進んでいくのか!?どんな結果が待ち受けているのか!?みたいな感じです。

fなので強奏になるわけですが、個人的にはここで吹きすぎるのはちょっと違うと考えます。力強さや硬さ、歯切れの良さを表現するのであって決して音量的な圧をかける場面ではないでしょう。


今回は細かいことには触れず漠然としたイメージしかお伝えしていませんがいかがでしょうか?


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