吹コン2024 課題曲4③
- regene2024
- 2024年5月26日
- 読了時間: 3分
更新日:2024年6月9日
9小節目からの解説です。
ここからは木管にメロディが移りますが、細かい変化がありますね。
それが12小節目1拍目のスラー。
単純に吹き分けも必要ですが、ここはTpを除くすべてが同じ動き。
13小節目からは全体でファンファーレの締めに向かうので、その前の合流地点のイメージ。

しっかり足並みを揃えたところで、トランペットを先頭に歩き出すイメージで合わせてみてはどうでしょうか?
意外と難しいかもしれないのが、17小節目の2分音符の音価と音型。
ここはバンドによって差が出そうな部分。
音価は当然保つ必要がありますが、音形によっては途中で消えてしまわないように注意が必要な部分だと思います。
17小節目からは低音とトロンボーンのリズムですが、合間のティンパニはSoloのつもりでほしいですね。
17~20小節目はわかりやすいダイナミクス。大げさになりすぎないように調整しましょう。
特に重要なのがトロンボーンのハーモニー。
Trb奏者としては腕の見せ所なので面白く感じます。
最初にも軽く触れてますが、今回のTrbはハーモニーの先出部隊見たな位置づけ。
これは聴衆に次の展開を暗示させる役割になります。
練習の成果がはっきりとわかる部分ですので、中学生だと毎日徹底的に音を合わせる練習が必要ですね。
単純に音が合えばいいということではなく、「音質」の問題なので毎日の練習でしか表現できない部分です。練習してきたか一発でわかる部分なので、課題曲としてはある意味いい曲!笑
3rdが同音なのに対して1stが上行~下行の動きをしていますので、単純にダイナミクス。
気を付けておきたいのが19小節目の4分音符。
17小節目がアクセントであることと、2小節で同じリズムの繰り返しなので強くなりがちですが、ここはアクセント指示はありません。
ダイナミクスの頂点ですが過大になりすぎないようにするための配慮と考えます。
ハーモニー以外の要素としてはリズム。
16分音符とスタッカートのニュアンスをどのように作り上げるか。
そのままAからの第1テーマのニュアンスに繋がるものですし、冒頭ファンファーレとも違うニュアンスが求められます。
特にパーカッションはセンス求めれれます。
特に指示はありませんがダイナミクスや強弱、バスドラは18小節目と20小節目の違いをはっきりと打ち出してほしいです。
こればバンドとのバランスもあるので一緒にセクション練習していきましょう。
ということで、3回目にしてようやく主題前まで💦
不明なことや疑問があれば遠慮なくご連絡ください!
Q&Aの形で皆さんに共有していきたいと思います。
みんなで一緒にいい音楽を作り上げていきましょう!



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